Phase
Design Prototyping
Team
Students
Aoi Koizumi (小泉葵生), Retsu Kitahara (北原烈)
Design team: Aoi Koizumi (小泉葵生), Retsu Kitahara (北原烈)
Students of “Computational Design” class at Kogakuin University Information Technology (工学院大学) presented on 07/24/2023, https://tsvas.net/kgisp23
Each team of students selected one of given prepositions to start their design prototyping. See this page for the entire description of the design studio.
Selected Preposition: Preposition A
解決策のシナリオ
自動車に依存する社会から公共交通を利用する時代を経て、都心部ではますます公共交通を利用する人が増えるだろう。新宿駅の円滑な移動促進によるさらなる利便性の向上をする目的で、最短距離で移動を可能にする線路上空の歩行者ネットワークを構想した。目的地に向かって人が四方八方に行き交う駅での移動の円滑性を高めると共に、新宿駅に新たなランドマークを作り出す。
駅を分断する大通り沿いの上に既存の改札口と出入り口を最短距離で結び合わせた歩行者ネットワークを構築することと、視覚的な建物の情報を取り入れ ることで目的地に向けて円滑な移動を可能にする。
プロトタイプのアルゴリズム的特徴や機能
新宿駅の改札と出入り口の移動距離をパラメーターとして、人の集中度と移動導線をコントロールする。その結果、駅の中心に引き付けられた曲線状の歩行者ネットワークを確保することを可能とした。
システムのロジック
Frei Ottoの羊毛糸実験は最短距離を導くのに良い方法である。羊毛の表面張力による最も短いネットワークを構築するシステムをKangarooで作成した。
構成要素を生成・制御するためのパラメーターとして、繋げたい起点と終点を抽出する。次に、引力の強さを調節することで直線の最適解を求め、人口密度を制御することを可能にした。
プロトタイプ全機能説明
骨格となるネットワークの最短距離とWollyPathで構成したネットワークを重ね合わせ、それぞれの直線の中央点を駅の上に持ち上げることで、効率的な歩行者ネットワークを構成した。
駅を分断する道路上の歩行者ネットワーク
プロトタイプ設置例