画像保存時の注意
画像を保存する際、図形や空間が確認しやすい画像を出力するよう尽力する。出力の際、簡易レンダリングだと図形の輪郭がはっきりしないこともあるので、以下に気をつける。
1レンダリング設定で輪郭線の表示または輪郭線自体を作成(DupBorder, Silhouette)する
2カメラの角度や焦点距離の設定に注意する
1輪郭線
表示モードを「レンダリング」または「アークティック」モードにし、サーフェスエッジやカーブなどオブジェクトの輪郭線を表示させると図形が確認し易い。画像保存方法はビューポートのスクリーンショットでも良いが、コマンドViewCaptureToFileを使用し適切に画面を画像として保存できるので、これも試してほしい。
方法その1:レンダリングの設定を変更し、自動的に輪郭線を表示させる
Displayパネルの「Surface Edgesサーフェスエッジ」や「Curveカーブ」にチェックをいれると輪郭線が表示される。また、線の太さをTool>Options>View>Display Modes>Rendering ( ツールメニュー > オプション > ビュー > 表示モード > レンダリング)から変更できるので、試してみよう。
方法その2 サーフェスから輪郭線オブジェクトを作成し表示させる方法
方法その1では、サーフェスのジオメトリ的に思ったような輪郭線が表示されない場合がある。その時はこの方法を試すと良い。
コマンドDupBorderやSilhouetteを使用し、サーフェスオブジェクトの輪郭線を作成・整理し、方法その1を通して輪郭線を表示する。
2カメラの角度
Named Viewsパネルでカメラの角度を保存し同じ角度を保持する。画像を保存する際、カメラの角度を意識し、図形が確認しやすい画像を取れるように尽力してほしい。カメラワークは一日にして上達ならず、時間をかけて熟練されるので、今のうちから訓練するように。