Design team: Kawada
students of Kogakuin University Information Technology “Computational Design” presented on 07/24/2023, URL
仮説と提案A
浮遊都市 自然との共生を目指した新しい都市・建築の提案
プロトタイプの背景と解決策のシナリオ
人間は人口密度の増加の解決法として高層ビルを考え出した。情報化する時代と共に高層ビルの数を増やし、屋上緑化や壁面緑化などの工夫をしてきたが、人口集中や都市化は解決できず、現在でも自然は破壊され続けている。また、人間主体の建築をつくり続けてことで、現代の地球は環境破壊や空気汚染が起き徐々に壊れ始めている。都市化による人口集中・自然の減少・生態系の破壊など地球上のすべての生態系にとって住みづらい場所になってしまった今、私たちがやるべきことは、自然を再生し互いに利益を与え合いながら人と生物が自然と共生できる社会をつくることである。都市化以外の方法で自然を再生することを目標とし、都市を空中に浮かせた浮遊都市を提案する。
Metaballによる雲のような繋がりを持った美しい形態をつくり、Distributed Network Systemを用いて分散した都市施設が自律性を持ちながらも都市が繋がるシステムでインフラを設計し、太陽光発電や換気システムを設け、エネルギー貯蓄と熱・温度調整を行うエネルギーの自給自足が可能な浮遊都市を考えた。