フェーズ1技術│Rhinoceros 2コマ(180分)| 工学院大学 2023年春「コンピュテーショナルデザイン入門」
授業内容
- 講義「コンピュテーショナル・デザイン」 40
- 授業の紹介+インタラクション 40
- 実技「Rhinoceros基礎総まとめ」
- Chap1 ソフトウェアの基本使用方法のおさらい
- Chap2 (基本コマンド)とNURBSモデリング概念
- Chap3 パターンから学ぶ建築モデリング演習1ーサーフェスの基礎 線から面へ LOFT+ヒストリの記録
インターフェース、ナビゲーション、表示モードと作業平面、オブジェクト基本編集
パネル、ガムボール、フィルター
課題内容
課題#1「実技課題1」以下の1ー4を実施する。各課題の注意事項要確認。
- Rhinoの部分のオンデマンドチュートリアル1と2をすべて済ませる
- 第一回目授業の復習:多角形や輪郭プロファイルカーブの工夫でバリエーション模型を作成する
- 自由曲面の家具を設計する
- クラスのチャットグループDiscordに参加する
2の参考図
3の参考図
各課題の注意事項
- 1に関して:オンデマンドチュートリアルは基本内容しか取り扱っていない。授業の学習内容はその先の内容を対象とする。よって課題で出ているオンデマンドの学習範囲1と2だけでなく早めにすべて(GHの部分も含め)を完了させることが望ましい。
- 1に関して:コマンドの細かい使い方の説明が必要な時は以下のURLからライノの公式マニュアルにアクセスし、コマンド名で検索をかけて学習する。https://docs.mcneel.com/rhino/7/help/ja-jp/index.htm
- 2に関して:必ず使用するコマンド名 Polygon, TweenCurves, Loft, ヒストリの記録, Contour, ExtrudeCrv (Solid)
- 3に関して:オンデマンドやライノのYoutube( https://www.youtube.com/watch?v=yKxutvli_2o ) を学習してから行う。
- 2と3に関して画像保存時の注意
主要コマンド名 Curve, TweenCurves, ExtrudeCrv / ExtrudeCrvAlongCrv / Loft / Sweep1 / Sweep2, ヒストリの記録, Contour, ExtrudeCrv (Solid), OffsetSrf 等 ※すべてのコマンドを使用する必要はない。
特に ExtrudeCrv / ExtrudeCrvAlongCrv / Loft / Sweep1 / Sweep2どれを選ぶかは各自のデザインによって決定する。
表示モードを「レンダリング」または「アークティック」モードにし、サーフェスエッジやカーブなどオブジェクトの輪郭線を表示させると図形が確認し易い。画像保存方法はビューポートのスクリーンショットでも良いが、コマンドViewCaptureToFileを使用し適切に画面を画像として保存できるので、これも試してほしい。
方法その1:レンダリングの設定を変更し、自動的に輪郭線を表示させる
Displayパネルの「Surface Edgesサーフェスエッジ」や「Curveカーブ」にチェックをいれると輪郭線が表示される。また、線の太さをTool>Options>View>Display Modes>Rendering ( ツールメニュー > オプション > ビュー > 表示モード > レンダリング)から変更できるので、試してみよう。
方法その2 サーフェスから輪郭線オブジェクトを作成し表示させる方法
方法その1では、サーフェスのジオメトリ的に思ったような輪郭線が表示されない場合がある。その時はこの方法を試すと良い。
コマンドDupBorderやSilhouetteを使用し、サーフェスオブジェクトの輪郭線を作成・整理し、方法その1を通して輪郭線を表示する。
課題Pickup
ここにピックアップ作品を随時アップしていく。