第一回講評会(中間発表) | 計180分 (2コマ) | 工学院大学 2023年春「コンピュテーショナルデザイン入門」
授業内容
| 第一回講評会(中間発表) (170min)
| 講義:理論課題の導入「生体模倣前例研究」 (10min )
課題内容
| 課題#8 理論課題「生体模倣前例研究」
今日から2週間かけて学際性をもつプロジェクトとしてバイオミメティクス建築の前例研究を進めてもらう。最終的には下記A参考記事のような前例研究に関するNotionページを作成する。A参考記事よりは部分的且つ簡易版で問題ない。生体模倣の方法を簡単に記した下記B参考ダイアグラムも作成しその記事に含める。
今週の課題は、A参考記事を読み生体模倣の前例研究の全容を把握したのち、自分が興味を持った生体模倣の例を選び次回の個人指導までにその内容をできるだけ整理し準備してくる。準備する内容としては、生体模倣のプロジェクト名、もととなった生物の名前、そして類似している特徴、生体模倣によって解決・改善された問題と結果を簡単でいいので分かる範囲で書き出してきてほしい。
前例研究というだけに、生体模倣建築でもできるだけ実存する建築プロジェクトが対象ではあるが、そうでないものも完成度が高ければ認めるものとする。また「生体模倣」に限らず生物以外の他のロジックや知的現象(数学・科学や情報工学系ベースなど)などをデザインに活用した例を取り上げるのでもよい。要は他学問のロジックでデザインに何かしらの有用性を与えた例であればよい。理想は、簡易設計のプロトタイピングに研究内容を活用していってもらいたいが、無理に設計を意識して例を選ぶ必要はなく、実質的な前例研究ができるよう内容のある良い例を選ぶように。
A 参考記事
B 参考図
以下参考図はイギリスのノルマンフォスターによる「30 セントメリー アクス」の生体模倣建築の前例研究のサマリーダイアグラムのである。